今日4月14日、15日は春季大祭です。
朝から午後まで生憎の雨交じりの天候となりましたが、午後から各戸祓を無事執り行ったところです。
各戸祓とはこの春季大祭の日に、氏子宅をお祓いし、その年の無病息災・家業繁栄を祈念する行事です。
毎年行事を行い、氏子の各ご家庭にお邪魔する中で、当社の氏子地域も少子高齢化しているのをひしひしと感じます。
もちろんこれは社会の大きな流れ(特に先進国)ですので逆らいようもないんですが、高齢化する地域社会で相互扶助の繋がりを保つことは容易ではないと思います。5年10年経つにつれて深刻化するんだろうな・・・と思います。
今年は大祭が土日に掛かったこともあり、夕方になるにつれ子ども達の姿が多く見えます。
祭礼は五穀豊穣や無病息災といった願いを胸に、神さまをお招きし心尽くしの饗宴を行い御神徳を称え祈りを捧げる古来からの行事であり、人々の祈りの姿でした。同時に地域の人々が共に語らい、協力し合って祭りを行う中で、その地域の和を育んできた大切なハレの場でした。時代が変わり多少の形が変わってもそんな場所が残るよう努めていきたいと思います。(桃)
明日は午後2時から大祭神事、午後5時より御神輿渡御祭が執り行われます。この地域に春の訪れを告げる行事です。大勢のご参詣をお待ちしております。(桃)