八坂さまについて

八坂神社の御祭神は素戔嗚尊(スサノオノミコト)と言う神さまで、八岐大蛇退治で有名な神さまです

八坂神社と言えば京都の祇園祭ですが、このお祭は平安時代、疫病退散のために御所内で祇園御霊会が行われたのが最初で、疫病・災害の原因を怨霊と考え、それを鎮める為に午頭天王をおまつりしました

午頭天王は、インドの祇園精舎の守護神と言われており、疫病封じのご利益がある事から仏教伝来とともに、素戔嗚尊と同一視されるようになりました。八坂神社の事を天王さまと呼ぶ所もあるようで、それはこの名残だと言われています

全国各地の八坂神社も、その地域で疫病が流行り、それを鎮めるためにおまつりされた例が多いようです

八坂神社には胡瓜をお供えする事が多々ありますが、これは同一視された午頭天王が悪い神さまから逃げている最中に、胡瓜畑に身を隠し難を逃れたという伝承によるモノです

その他の伝承としては、胡瓜の切り口が八坂神社の御神紋に似ているかと言う説があります(大)

 

 

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