暦の上では立春をすぎ春となりました。まだまだ寒い日が続きそうですが、日の入りが遅くなるなど春への歩みを感じられます。
さて、本日は初午(はつうま)でした。
初午は稲荷神社のご縁日です。京都の伏見稲荷大社のご祭神である宇迦之御魂神(うかのみたまのかみ)が稲荷山に鎮座したのが和銅4年2月初午だったと伝えられることから、2月の最初の午の日に全国の稲荷神社で初午祭が斎行されます。
当社でも兼務している稲荷神社と、邸内社がある氏子さんのご自宅で祭典を奉仕してまいりました。
長岡では初午に合わせて五色の幟に子どもの名前を書いて、神社に奉納する風習があります。
この時期にしては珍しく青空がのぞいていました。雪の中立てられる五色の幟は色が映えて一層美しいですね。(五色に名前が書かれている箇所は加工しております)
また、午は方角では真南を、時刻では正午を指します。このことから陽気盛んで事始めに良いともいわれています。
新年のスタートダッシュに出遅れた方は、この機会に何か始めてみてもいいかもしれませんね。(吉)