小さな訪問者

昨日8日、神社近くの新町小学校の3年生たちが神社へ学習に来てくれました。

総合学習の一環だと思うんですが、この一年をかけて神社をめぐる史跡や伝統行事を本当にしっかり勉強してくれました。

今の子どもたちは、学校の他に習い事やクラブなど結構忙しいらしいと聞いた事がありまして、そんなことども達にとって普段触れることがない体験ができるよう配慮してきました。

流鏑馬や王神祭にも見学に来てくれたこどもたち。この日は御神木の大欅について学習するグループと、賽の神神事に使う茅について学習するグループに分かれそれぞれ説明いたしました。

写真写真2

小学校3年生の目線に立った説明ができればと思うんですが、これがなかなか難しいicon_cry.gif

実際に触れてみる直接体験ができればと思い、最後に流鏑馬で用いる弓と矢、的、幌などに触れ質問を受けたり写真を撮ったり。有意義な授業?になりましたでしょうかicon_surprised.gif

地域に残る伝統とか文化、情報など守り伝える人の繋がりや体制づくりっていうんですかね、そういったものが希薄で形骸化してきたな・・・と最近常々感じます。そんな中で生まれ育って、例えば故郷を愛する心、みたいなものって芽生えるのかな?と疑問に感じます。何か根本的な所が違ってるような・・・と思う事がしばしば。

ですが今日見た子どもたちは目の輝いた素敵なこどもたちでした。子どもの好奇心とか知りたがる情熱とか、そういったものを逆に学べる良い機会になりました。(桃)

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