一日一日と寒さを増して冬の足音が近づいてきます。人間寒さには特に敏感ですよね。
先日の立冬(11月8日)を区切りに、社頭で次のような試みを始めました。
七十二候(しちじゅうにこう)・・・古代中国で考案された季節を表す考え方のひとつ。春夏秋冬をそれぞれ6つに分けたものを二十四節気(にじゅうしせっき)というが、七十二候は二十四節気をさらにそれぞれ初候・次候・末候の3つに分けて七十二とする。
二十四節気は割と生活の中になじんでいますよね。(春は立春・雨水・啓蟄・春分・清明・穀雨 夏は立夏・小満・芒種・夏至・小暑・大暑 秋は立秋・処暑・白露・秋分・寒露・霜降・ 冬は立冬・小雪・大雪・冬至・小寒・大寒)暦の中だけに限らずニュースや季節の挨拶などで耳にする機会も多いかと思います。七十二候ではさらに3つに分けておおよそ五日ごとの細かい季節の移り変わりを、境内の自然や日常の生活の中で参拝される皆様に感じていただきたいと考えております。
写真のように五日ごとの季節の様子を社殿前でプリント配布しております。季節の句、旬の食べ物、旬の楽しみなど記載しております。
明日11月23日からの小雪の初候(朔風払葉 さくかぜ このはを はらう)と11月28日からの小雪の次候(虹蔵不見 にじ かくれて みえず)を配布します。参拝がてら手に取っていただければと存じます。(桃)