写真は以前のものです(今年は撮り忘れてしまいました)
稲荷神社の総本社である伏見稲荷大社が鎮座した日(和銅4年<711年>の2月の最初の午の日)にちなんで、2月の最初の午の日に初午祭を行います。暦に準じて日時を決めますので毎年日が変わります。
今年は2月4日。旧暦(太陰暦)でいうと正月にあたります。
前日はかなり温度が上がったのですが、この日は一転して冷え込みました。それでも雪が少ない今年は動きやすくて助かります。
この地方では、写真のとおり五色の旗に上に「正一位 稲荷大明神」下に「子どもの名前」を書きます。こどもの無病息災と成長祈願だと思うのですが、習字が上達するとの願いもあるようです。旗を奉納すると、拝殿の神社役員がお土産のお菓子を渡します。少子化や核家族化にともなう住宅の郊外移転などで、以前より旗の数は少なくなったように思います。それでもお菓子を受け取る子どもの笑顔を見ると、この行事を続けてほしいなと思います。(桃)