今年も残すところあとわずかとなりました。
北日本では寒波の襲来で厳しい寒さとなっております。
当社では年末年始に向けた準備が進んでおります。先日23日に神社役員・氏子青年会の皆様よりご奉仕いただき恒例の提灯を設置しました。
写真は一の鳥居の様子です。この日は天気に恵まれて久しぶりの晴れ間を拝めました。(その後ずっと雪ですが・・・)
年の夜や 人に手足の 十ばかり (向井去来)
年の瀬近くになると慌ただしいですね。江戸時代にはその年の売買の勘定を全て決済するのが大晦日だったそうです。
身辺の整理や新年の準備、年を越す繁忙さは現代以上のものだったと思われます。そんな大晦日には手足が十もあったらいいのに・・・
という句ですね。
一日を境に変わる年。心新たな区切りで再スタートしますが、古来より年が変わるのは新たな生命の更新と考えられていたようです。(桃)