本日、花手水の花を新しく入れ替えました。
今回は青を基調とした紫陽花とダリアがメインの花手水となっております。
上には、春夏秋冬をイメージした「桜」「向日葵」「銀杏」「椿」の小国和紙の飾り物があります。
花手水とご一緒に、飾り物が風に揺られる様子もお楽しみください。(竹)
本日、花手水の花を新しく入れ替えました。
今回は青を基調とした紫陽花とダリアがメインの花手水となっております。
上には、春夏秋冬をイメージした「桜」「向日葵」「銀杏」「椿」の小国和紙の飾り物があります。
花手水とご一緒に、飾り物が風に揺られる様子もお楽しみください。(竹)
6月の御朱印をご案内いたします。
『オタクサ』
オタクサとは紫陽花(アジサイ)の別名です。
このオタクサという名前には素敵なエピソードがありますのでご紹介いたします。
江戸時代鎖国の最中、ドイツ人医師シーボルトは長崎に来航。自然科学にも精通したシーボルトは日本滞在中に多くの植物の採取と調査を行っています。そしてシーボルトは日本古来の紫陽花を西洋に紹介しようと、この花にオタクサ(お滝さん)と最愛の妻の名前をつけたのでした。
二人の間に一女(お稲)が生まれ幸せな日々が続いていたのも束の間、一時帰国しようとしたシーボルトの船から当時国外への持ち出しが禁じられていた日本地図や葵の御紋の羽織などが見つかり、結果スパイの容疑をかけられ、1829年シーボルトは妻子を日本に残したまま国外追放となるのでした。
1832年彼が刊行した『日本』という本では、侍、町人、僧侶など、当時の様々な日本人の絵姿が紹介されていますが、その中にはお滝さんの肖像が特に大きく収められています。
以上がオタクサ(紫陽花)にまつわるお話です。
梅雨期に咲く紫陽花の淡い色を、水面に葉が落ちるイメージで表現してみました。二百年も昔のお話に思いを馳せながら、初夏をつつがなくお過ごしください。
(6月1日(火)より頒布、初穂料300円、直書・書置どちらも可)(桃)
年が明け早半年が経とうとしています。日に日に気温も高くなり夏めいている今日この頃です。
さて、本日の月次祭をご案内いたします。
令和3年6月1日(火)午後2時より斎行
国家の平安と皇室の安寧、参列される皆様のご健勝とご多幸をご祈念申し上げます。