‘年中行事’ カテゴリーのアーカイブ

新嘗祭

2011年11月23日 水曜日

今日11月23日は「勤労感謝の日」として国民の祝日に定めされております。

勤労感謝の日とはそもそも新嘗祭(にいなめさい)がその由来です。

日本人にとって五穀(米・稗・粟・麦・豆 諸説あり)の収穫は、古来より非常に大切なものでした。11月23日に天皇陛下が新穀を天神地祇にお供えをし神事を行い、その年の収穫に感謝する宮中祭祀のひとつで、日本中の神社でも祭事が執り行われています。

特に稲は単なる食べ物ではなく、日本人の主食としてまた文化の源流として深く根付いたものであり、租税の主幹として一年を養う大切な蓄えとなることから、大事な行事として飛鳥時代の皇極天皇の御代に始められたと伝えられています。

新嘗祭に合わせて、新穀を奉納いただきご神前にお供えいたしました。

我が国の食物自給率は、生産額ベースで69%、カロリーベースで39%(平成22年度農林水産省)と大変低く、今社会問題となっているTPP(環太平洋戦略的経済連携協定)の是非を含め、生産や輸入から消費に至るまでの食糧の料・値段・安全性の確保など大変不安を感じる問題です。また東日本大震災後の福島第一原発事故による放射能汚染の問題はどなたにとっても重要な関心事だと思います。

神社の人間にとって専門分野ではありませんが、食料の確保は天候や社会状況に大きく左右され、毎年2月の祈年祭(きねんさい としごいのまつり)で豊作を祈り、11月の新嘗祭では収穫を神様に感謝する生活が長い間の日本人の姿であり、神の恵みに深く感謝する姿勢は今の世の中にも重要な教になると思うのですが、いかがでしょうか。(桃)

 

 

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鞴祭

2011年11月8日 火曜日

旧暦の11月8日は鞴(ふいご)祭り、または踏輔(たたら)祭りといって、昔金属の加工や製鉄には鞴(ふいご)という火を起こすための道具が欠かせませんでしたが、鍛冶屋、刀工、鋳物師といった人たちは仕事を休んで稲荷社や製鉄を祀る神社に詣でる鞴祭りを行いました。

稲荷社は鋳成(いなり)の別名ともいわれ、当金峯神社も鉱山製鉄守護の神である金山彦命(かなやまひこのみこと)をお祀りしています。

現代では随分と廃れた感もありますが、今日市内で鞴祭りの奉仕を行ってまいりました。

高度の炎を使う危険の中、事故災害なく日々の業務が行えるよう祈願致しました。神事を行うだけでなく安全管理の確認も兼ねて行う日とされているようで、日常の繰り返しの中ではどうしても人の心の中に慢心や慣れといったスキが生まれます。気持ちを引き締めるために大変重要な一日であると思います。(桃)

王神祭

2011年11月5日 土曜日

本日午前10時より新潟県無形文化財の王神祭が行われました。(写真を撮影する事ができませんでした)

毎年11月5日に行われていますが、年によってはみぞれが降る日もあるのですが、今日は大変暖かい天候となりました。

本年は土曜の祭礼の為が大変多い参列となり拝殿は狭いくらいでした。

信濃川産の鮭を奉り、鳥居の形にしてお供えしますが、後の直会の席ではお雑煮にして召し上がっていただきます。

 

今年は大変災害の多い一年でしたが、残りの2カ月は穏やかで平穏に過ぎてほしい、そのような願いを捧げ祭礼を奉仕いたしました。(桃)

宮原大己貴神社例祭並びに月例祭のお知らせ(9/15 午後2時)

2011年9月22日 木曜日

残暑が続いておりますが、みなさまいかがお過ごしでしょうか

さて、先日は宮原に鎮座する己貴神社の例祭に奉仕して参りました

十方院様と親しまれ、口碑には慶長年間(1596~1615)に境内の古杉を御神木として石祠を建てて奉る、とされています

写真は余興のマジックショーの様子。境内は笑い声が響いていました2011091020360000

続きまして9月15日午後2時より 執り行われる月例祭の御案内を申し上げます

月次祭とは、毎月一日と十五日に行う祭事です。(但し1月1日は歳旦祭、4月と7月の15日は大祭の為除く)御祭神に世界平和、国家安泰、皇室の繁 栄、崇敬者の健康や御多幸などを祈願する祭事です

また、この日は神棚の供物などを変えるのに良い日とされていますので、ご参拝になり拝殿の榊を持ち帰り神棚に供えてみてはいかがでしょうか

月次祭の参列は特に費用はかかりません。お時間の少し前に階段を上がり拝殿にてお待ちください()

祭礼シーズン

2011年8月23日 火曜日

長岡市近辺では、お盆過ぎのこの季節に方々でお祭が行われています。

市町村主催の大きなお祭もそうですが、それぞれの町内に鎮座する比較的小規模のお祭りも数多く行われています。

先日紹介した宮内町の高彦根神社もそうですが、当社の兼務神社13社がこの時期(主に土日)に例祭を行います。

定明町八幡神社先日奉仕した定明町の八幡神社です。

祭礼の時に御挨拶としてよく申し上げるのですが、

地域の人と人とのつながりが希薄化しています。どの地域でも近隣に住む人の顔がわからない地域社会になっていると思います。

そして地域の活動や相互の助け合い、声の掛け合いも少ない社会になっています。家庭のプライバシーを尊重するというのも

大切なんですが、例えば災害や防犯であったり、一人暮らしのお年寄りを近隣でケアしたり、また地域のこどもたちの健全な成長を

見守る義務もあるかと思います。お祭りはこどもからお年寄りまで地域の人たちが一体となり神様を儀礼を以て迎え、祈りや願いを

捧げ、様々な行事を行う中で生まれるコミュニケーションを通じ豊かな地域社会を築ける先人の知恵であり文化であると思います。

どうか賑やかでより大勢の人から携わっていただき、実りのある祭礼を行ってほしいと思います。(桃)