‘年中行事’ カテゴリーのアーカイブ

春季大祭

2012年4月17日 火曜日

お知らせしました通り、4月14日15日と当社の春季大祭が執り行われました。

例年この春季大祭は天候に恵まれない事が多いのですが、今年は14日の午前中に降雨が見られたものの、良い天気の中で祭礼を迎えられ土日ということも相まって小学生の子ども達も多く見かけられ賑やかなお祭りだったと思います。

 

午後2時に大祭神事が行われました。

宮司以下6人の神職でご奉仕致しました。

続いて5時より神輿渡御祭(神幸祭)が行われ、拝殿前から参道を行列参進し、御旅所まで巡幸してまいりました。

昨年は東日本大震災のため、この神輿渡御祭は中止に致しましたので、2年ぶりの斎行となります。

4月15日の神輿渡御祭の奉仕を氏子、氏子青年会の皆様に務めていただきましたが、渡御祭の奉仕の人数集めには大変苦慮しております。

ご協力いただける方は神社までご連絡を戴けると大変ありがたいです。(桃)

 

 

春季大祭4/14

2012年4月14日 土曜日

今日4月14日、15日は春季大祭です。

朝から午後まで生憎の雨交じりの天候となりましたが、午後から各戸祓を無事執り行ったところです。

各戸祓とはこの春季大祭の日に、氏子宅をお祓いし、その年の無病息災・家業繁栄を祈念する行事です。

毎年行事を行い、氏子の各ご家庭にお邪魔する中で、当社の氏子地域も少子高齢化しているのをひしひしと感じます。

もちろんこれは社会の大きな流れ(特に先進国)ですので逆らいようもないんですが、高齢化する地域社会で相互扶助の繋がりを保つことは容易ではないと思います。5年10年経つにつれて深刻化するんだろうな・・・と思います。

 

今年は大祭が土日に掛かったこともあり、夕方になるにつれ子ども達の姿が多く見えます。

祭礼は五穀豊穣や無病息災といった願いを胸に、神さまをお招きし心尽くしの饗宴を行い御神徳を称え祈りを捧げる古来からの行事であり、人々の祈りの姿でした。同時に地域の人々が共に語らい、協力し合って祭りを行う中で、その地域の和を育んできた大切なハレの場でした。時代が変わり多少の形が変わってもそんな場所が残るよう努めていきたいと思います。(桃)

明日は午後2時から大祭神事、午後5時より御神輿渡御祭が執り行われます。この地域に春の訪れを告げる行事です。大勢のご参詣をお待ちしております。(桃)

春季大祭のご案内

2012年4月4日 水曜日

4月14日・15日と執り行われる春季大祭のご案内申しあげます

昨年は東北地方太平洋沖地震の被害等を踏まえ、春季大祭の規模を縮小し4月15日のみの祭礼となりましたが、本年度は例年通り斎行致します

春季大祭はご祭神の御神徳を称え氏子崇敬者の無病息災や五穀豊穣を祈念するに留まらず、国家安泰や世界平和など祈願するお祭です

 

日程は

4月14日(土)

13:00   各戸祓

20:00     宵宮神事

4月15日(日)

14:00   春季大祭

17:00     神輿渡御祭

となっております。みなさまお誘い合わせのうえよろしくお参り下さいますようご案内申し上げます

注) 太字となっている部分はどなた様もご自由に参列出来ますので、よろしければご参列下さい。ご参列の方は拝殿へお集まりください

 

昨日今日と風が強く、境内では至る所で木の枝が折れていました。車が煽られる程の強風ですので、皆様お出かけの際は十分にご注意ください(大)

 

初午

2012年2月6日 月曜日

今年の2月3日は初午でした。

『初午』とは稲荷神社の縁日で、稲荷神社の総本社である伏見稲荷大社に御祭神が降臨されたのが 、和銅4年(711年)の2月の初午(2月最初の午の日)であったため、以来2月の初午の日に稲荷社では祭礼を行っています。

この日は兼務社 の稲荷社を四社駆けまわる一日です。

写真は長岡市中島の神明神社の境内社の稲荷神社です。

このあたりでは初午の日に写真の様な五色の紙札に子どもの名前を書いて心身健全成長を祈願する習わしがあります。この頃は感染症も広がりやすい時期ですので旗を奉納されたお子さんたちも病気に負けることなく健やかに育ってほしいと思います。

今年は当地方も大変な豪雪となり、2月3日も大変厳しい寒さでした。

翌2月4日は立春となり、暦の上では春になります。(太陰暦では立春が一年の区切りでこの日から新年となります)雪深い中にも次第に春の足音が近づいてきます。日は少しずつ長くなり、晴れ間が覗くと雪解けも進むようになります。雪下ろしなど豪雪地の冬は大変辛いものがありますが、その分だけ春の到来は嬉しく有り難いものです。季節の移り変わりに神様の力、恵だと感じるようになりました(桃)

 

 

塞の神神事

2012年1月15日 日曜日

1月14日夕方五時半より塞の神神事を執り行いました

 

当日は朝から子ども会の皆様など多くの方々のご尽力を賜りまして、無事に塞の神を作り終える事が出来ました

昨年の塞の神当日は雨交じりの肌寒い天気でしたが、今回は荒れた天気ではなく、また昨年の反省を生かした塞の神がお昼前には出来上がりました

夕方五時半から執り行われた塞の神神事では子どもたちを代表して六年生のお子様から玉串奉奠を務めて戴き、神事の安全などを祈願したのちに、六時から点火致しました

今回はあっという間に燃え広がり、写真を撮る頃には竹で作った枠組みしか残っていませんでした。本当はもっと勢いが強い時に撮りたかったんですが・・・

 

するめなどを焼き、食べながら家族或いは地域社会との関わりを深めあう昔ながらの風習です

 

氏子青年会や子ども会などが甘酒やお神酒を振舞っていたので、子ども達は甘酒を飲みするめを食べながら、大人はお神酒を飲みながら、火に当たり普段はあまり話さないような地域の人とも会話出来た良き機会になったのではないでしょうか

 

子どもたちにとっては、或いは大人でさえもあまり見る事のない巨大な火柱には、何か感じるモノがあったかも知れません

 

時代の移り変わりとともに塞の神神事の執行も段々と難しくなってまいりましたが、火を囲みながら楽しく会話をするこの情景を絶やさぬ様にしていきたいと思います

 

午後九時ごろには完全燃焼。昨年は丑三つ時まで苦戦していたのが嘘のようでした

 

年末年始の行事は塞の神神事を以て無事に納めさせていただきました。大分遅れてしまいましたが、みなさま今年もよろしくお願い致します(大)