春の祭礼も5月の終わりまで、27日は早朝から新開町の神明社へ祭礼のご奉仕へ行ってまいりました。
川西地区の郊外にある新開町は水田に囲まれてこの時期本当にきれいな水田風景を見ることができます。
写真ではちょっとわかりませんがとてもモダンな造りの公民館の後ろに産土神神明社が鎮座してその向こうはずっと遠くまで水田が連なっています。
春祭も6月の上旬で終わり、いよいよ暑い夏が近づいてきますね(桃)
大祓(大祓式)は年に2度(6月30日と12月31日)あり、
日々生活していく間に知らず知らずの内に身についてしまった
穢れや罪を人形に移して御祓いし、清き明き直き正しき心に立ち返り
新たな気持ちで残りの半年をより良く生活して行く為の神事です。
6月30日に執り行われる大祓は『夏越しの大祓式』と称され、
茅輪(ちのわ)神事と呼ばれる神事が執り行われます。
茅輪神事は『釈日本紀』の中の「備後国風土記逸聞」の中に書かれている
蘇民将来・巨旦将来と言う兄弟の故事が元になっています。
元来茅の輪は腰に身につける程度の小さな物でしたが、時代が下るに連れて
人が通れる程の大きな物が作られる様になっていき、
また罪や穢れを祓う大祓式と習合して今日まで至り、現在数多くの神社で執り行われています。
半年の節目に茅輪を通り、人形に罪や穢れを吹きかけて心を清浄に保ち、
災いから身を守るという、とても大切なお祭りですので、皆様どうぞ神社にご参詣ください。
詳しいご案内のパンフレットや人形等は社殿にあります、お賽銭箱の脇に準備がございます。
皆様のご来社お待ちしております。(小)
5月は長岡市内でも川東(信濃川より東側)の北部で春祭りが行われます。
減反と言われて久しいですが、長岡市内も少し車を郊外へ走らせると辺り一面広大な水田が広がっています。
越後平野をどこまでも水田が連なっていて真中に信濃川が流れています。ふるさと新潟の風景ですね。
5月中旬の日曜に兼務神社の高見町の諏訪神社(上高見)結社諏訪社相殿(むすびしゃすわしゃあいどの、下高見)の祭礼が行われました。
今年は上高見の神社から。両社ともかなり大きな幟を社殿前に掲げます。大変な力と人手が必要な作業だと思います。
次いで下高見の神社へ。天候が良く5月の気持ち良い風を肌で感じます。
すぐ後ろは水田が広がっています。水面に青空と白い雲が映えて水田の美しさをより引き立てていますね。
忙しない世間の中にあって、だからこそ昔からの風景を大切にしたいと感じるのです(桃)
本日はお日柄もよく、お空は快晴です。
さて月次祭のご案内を致します。
5/15午後2時より斎行致します。
国家の平安と皇室の護持、そして参列される皆様方のご健勝とご多幸をご祈念申し上げます。
月次祭参列は特にお包み頂く必要はございませんので、お時間になりましたら拝殿にご昇殿いただき、
どうぞ日々の祈りと感謝をご神前にてお参り下さい。(小)