‘年中行事’ カテゴリーのアーカイブ

王神祭

2016年11月7日 月曜日

11月5日(土)当社でお祀りしている又倉神社の祭典『王神祭』が斎行されました。

王神祭についてはこちらで詳しく説明をしております。当社に伝わる古代祭儀として県の無形文化財に指定されています。

 

前日まで風雨に見舞われ天候を心配していたものの、当日は晴天に恵まれ土曜日ということもあってか大勢の参列がありました。

当日取材に来社された記者さんの記事がこちらです。(新潟日報11月6日朝刊)

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この神事が終わると、境内の紅葉も終盤へ、晩秋へと変わりいよいよ冬の到来です。そういえば11月8日は立冬ですね。気が付くと今年もあと残り2か月を切りました。時間が過ぎていくのが年々早く感じます(桃)

兼務神社例祭(横枕町神明神社)

2016年10月10日 月曜日

早いもので神無月に入りました。今年もあと3か月になりましたね。一年一年がだんだんと早くなって過ぎていくような気がします。

10月2日(日)に横枕町の兼務神社、神明神社の例祭に奉仕をしてきました。

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写真の通り、私どもの兼務神社の中で唯一山の上に鎮座する神社です。写真は祭典奉仕後の上から撮影したものですが、百段以上の急な階段を上りますので私以外の参列者もフーフー言いながら参進します。

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上に鎮座する神明神社です。ななめから撮影しないと落ちてしまうのでわかりにくいですが、美観の建築だと思います。

この拝殿には電気が通っていません。午後3時からの祭典でしたが、だんだんと暗くなるのが感じられます。町中であれば外灯があったり住宅や店舗の照明で、夜中であってもそれほど怖さを感じることはないと思いますが、この時はまだ日中でも何となくそぞろ怖いというか、昼の世界と夜の世界が本来まったく別であったことを思い知らされます。このような環境や体験を通じて、昔の人が感じていたような気持ちに触れたような気になることは貴重な経験です。しかしこれだけ山の上にあるとなかなか氏子の人でさえ参拝に行くことも難しいようです。

祭典後直会の前に山上の神社へ行けない人に集まってもらい簡素ながら清祓の神事を奉仕。少子化高齢化の影響をここでも感じますが、簡素化をしても心の繋がりや儀式の意味を忘れず大切にと挨拶をさせていただきました。(桃)

平成28年 七五三のご案内

2016年10月5日 水曜日

「七五三まいり」の事は 多くの方々が知る日本のたいせつな文化の一つではないでしょうか。

10月に入り お祝いのお子様はご両親の後に続き 大きなあしどりで進む。

「七五三まいり」とは

お子様が無事ここまで成長されたことをお祝い 神様に感謝する行事でございます。

お子様の大きなご成長を お祈り申し上げ 皆様のご来社お待ちしております。(小)

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兼務神社例祭(豊詰町・豊津義神社)

2016年9月26日 月曜日

気候もだいぶ穏やかになってきました。

秋の青空は色が澄んで気持ちも穏やかになりますね。

9月25日(日)市内豊詰町の豊津義神社で例祭が行われました。

市内の南部、水田が広がる平野部に鎮座する神社ですが、ここ数十年で環境が変わりました。

上越新幹線や国道8号が近くで交差し宅地開発もあり、主に農家で構成される地域から新しく入られた住民が多くなっています。

この例祭は秋の収穫を感謝する祭儀ですが、町内の専業農家も少なくなり時の流れを感じます。

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拝殿には入りきれない大勢の方が外で参列、終了後直会が行われました。とわたし(戸渡しの意か?)という一年間の役員を引き継ぐ儀式が直会の途中で行われます。杯のお神酒を飲み干し契りを交わします。割と量が多く一気に飲み干すのは大変だということで近年はお茶だったりしますが、役の交代を示し自覚を持たせ周囲に認知させる意味ではとても効果的な伝統行事に思えます。

 

秋の一日天気も良く無事例祭が行われました。役員の皆様お疲れさまでした。(桃)

兼務神社祭礼(千手八幡神社)

2016年9月18日 日曜日

9月14日当社の兼務神社、長岡市内千手町の八幡神社で秋季大祭が行われました。

春(5月)に例祭が行われましたので、秋季大祭と呼ぶのが相応しいです(例祭は一年に一度)

暑い日が続いていましたが、9月に入ると台風の到来などで雨交じりの天気が続いていました。この日もどんよりとした雲の多い日でした。

旧社格では村社になる神社です。産土神としてお祀りされていた諏訪社(現在八幡神社に合祀)とと合併し、初めは三河国(愛知県)牛久保に鎮座し長岡藩主牧野家崇敬の神社であったが、上州大胡より牧野家が長岡へ移封されると長岡城内に遷座され、その後現在地に遷座したと伝えられています。

全国的に有名になった長岡の花火も、明治12年の9月14日15日の2日間、千手町八幡様の祭りに長原などの遊廓関係者がお金を出し合って花火350発を打ち上げたのが始まりとされています。

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春の例祭と境内に露店はありませんが、厳粛に神事を行い神賑の行事が行われています。春と秋、田植えと稲刈り、願いと感謝。稲作に始まる祭りと日本文化の関わりについて拙い挨拶をさせていただきました。涼しくなり秋の到来を肌で感じるようになり早や一年が過ぎるようとしています。(桃)