‘年中行事’ カテゴリーのアーカイブ

山茶初開(つばき はじめて ひらく)

2018年11月9日 金曜日

暦のうえでは、まさに今が「冬」の始まりです。

季語に今朝の冬という言葉がありますが、これは「立冬の日の朝」のことです。

ツバキ科の植物には大きくわけて「ツバキとサザンカ」があります。

冬のはじめに先駆けて咲くのは「山茶花(サザンカ)」です。

少しずつ季節は変わります。

さて、新潟県長岡市蔵王に鎮座いたします金峯神社の紅葉が進み一面

オレンジ色に染まりました。

 

ご覧になっていただいている方には遠方の方もいらっしゃいます。

写真を通じて四季をお楽しみください。(小)

王神祭

2018年11月6日 火曜日

新潟県長岡市蔵王に鎮座いたします金峯神社において、新潟県無形文化財に指定されております王神祭が、昨日斎行されました。

ご来賓の皆様や一般のご参拝者が見守る中、古代祭祀を思わせる神事が厳かに行われました。また、新町小学校の3年生約60名が総合学習で参列していただき、1時間半近くにも及ぶ長い神事にも関わらず、静かに集中して、時折メモを取りながら見学をしてくれました。

平日にもかかわらず多くの方にお越しいただき、回廊で立ち見となってしまった方々にも、季節外れの暖かさのお陰で快適にご覧いただけたのではないかと思います。

この地に稲作や漁業など私たちが生きていくうえで欠かせない生活の術を授けて下さったご祭神、それを後世まで伝えて下さった先人、そしてまた今年もおいしいお米を頂ける秋の実りに改めて感謝して、生活していけたらと思います。(吉)

 

参列者を祓い清める雛形行事

 

 

鮭を捌いてお供えする年魚行事

王神祭ご案内 11月5日 午前10時

2018年10月23日 火曜日

新潟県長岡市蔵王に鎮座いたします金峯神社にて 【11月5日(月)午前10時】 より、新潟県指定無形文化財に指定されている『王神祭』を執り行います。

 

王神祭は金峯神社に合祀されている又倉神社の祭儀で、又倉神社とは金峯神社(蔵王権現)が当地に遷座される前にこの地に鎮座していたといわれる産土神社で、王神祭は非常に古代色の強い祭儀です。

御祭神 大地主命(おおとこぬしのみこと)はこの地に稲作・漁業・酒造の技を伝えられたといい、その感謝のため祭儀といわれています。

祭儀では鮭を包丁と菜箸で直接手で触れず調理し鳥居の形にして奉ずる年漁行事の他、古代の祭儀を思わせる所作で成立しております。

※終了後直会を行い古来より神社に伝わる料理法にて雑煮を振舞いますが、ご案内の方のみに限らせていただいております。

直会への参列ご要望は電話もしくはメールにてお問い合わせください。

電話     0258-32-2337

メール master@kinpu.jp

月次祭のご案内(10月1日 午後2時より)

2018年9月29日 土曜日

またしても強い台風が日本列島を縦断しそうです。飛ばされやすいものなどは室内に動かすなど、被害が拡大しないように気を付けたいものです。

さて月次祭のご案内を致します。

10/1午後2時より斎行致します。

国家の平安と皇室の護持、そして参列される皆様方のご健勝とご多幸をご祈念申し上げます。

月次祭参列は特にお包み頂く必要はございませんので、お時間になりましたら拝殿にご昇殿いただき、
どうぞ日々の祈りと感謝をご神前にてお参り下さい。

天気予報を見ると、長岡市は1日の正午頃まで雨風ともに強くなりそうです。お越しになる際は十分お気をつけください。(吉)

宮原 大己貴神社祭典

2018年9月8日 土曜日

新潟県長岡市宮原に鎮座いたします大己貴神社で祭礼を執り行いました。

少し歴史をご紹介いたします。かつて、こちらの地には「十方院敬忠」という山伏がおりまして宮原村(当時)に薬師を奉祀したのが事の始まりです。当山派(※1)修験十方院は慶長年間(1596年~1615年)その町で当時、薬師如来をお祀りしておりました

。その後、時代が進み明治に神仏分離で大己貴神社と名前を改め「大己貴命(大国主命)」をお祭りした。

※1 当山派とは平安時代から江戸時代にかけて存在した真言宗系の修験道。金峯山(※2)を山岳修行の拠点とし活動を行っていた。明治の神仏分離で、修験道廃止に伴い当山派は真言宗に統合されることになった。

※2 金峯山とは奈良県の大峰山脈のうち「吉野山」~「山上ヶ岳」までの連峰の相称。

 

祭典は朝ですが御神輿は昼、アトラクションは夜です、まだまだ続いています。