年末年始の慌ただしさもようやく収まりはじめてきました。みなさま新年はどの様にお過ごしでしたでしょうか
五日後に執り行われる塞の神神事のご案内を致します
1月14日(土) 17:30 塞の神神事執行
18:00 点火
古いしめ縄や御札などが御家庭にある方はこの折に焚き上げてはいかがでしょうか
皆様お誘い合わせのうえご参拝下さいますようよろしくご案内申し上げます
当日は厳しい寒さが予想されますので、どうぞ厚着にてご参拝願います(大)
・塞の神神事について
“塞の神”は地方により「左義長」・「とんと焼」・「おんべ焼」などとも呼びひとつの年中行事となっている。その内容は地方により小異を存するが、大体小正月に行われている。
この行事は古く平安時代の記録にも「三(さ)毬(ぎ)杖(ちょう)」または「三(さ)毬(ぎ)打(ちょう)」と記されている。その当時は主に宮中や公家による宮廷行事の一種であった。「さぎちょう」の語源は三つの竹あるいは木を組んで結び、三脚にして建てたことによるものらしく、火祭に戸外で食物を調理して、そこで共同で飲食したものと思われる。
正月の松飾などを各家々から集めて、神社や道祖神の祭場・あるいは川岸・浜などで焼くという形式が普通である。火に体を当てると若返る、体が丈夫になる、餅類・スルメなどをその火で焼いて食べると病気をしない、火に正月の書き初めをかざして高く書紙が舞うと書が上手になる、など火を神聖視する信仰に結びついている。