今年はいつもより雪が多い冬だったせいかどうかは分かりませんが、15日までは固い蕾だったにも関わらず今日は満開に近い開花となっていました
こちらは蔵王堂城の上から撮った写真です。道路に面している桜はほぼ満開なのですが、何故か上の方にある桜はまだまだ蕾のままです
桜と言えばお花見ですが、お花見は行楽行事じゃなく春祭りの原型だそうです
桜は穀物の神さまが宿る木とされており、サクラの「サ」は稲の霊を意味し、「クラ」は神さまがお座りになる場所と言う意味らしいです
昔、人々は農閑期に山に帰ると信じられていた「田の神さま」をお迎えする為に山へ行きました
そこで見たのが、まるで秋にたわわに実った稲穂の様に花を咲かしている桜だったのでしょう
山に帰った田の神さまが桜に宿っている、と考えても不思議ではありませんよね
そこで人々は桜の木の前にお供え物をして、直会をしたのだと思います
桜の花の中を泳ぐ鯉のぼりも中々幻想的な感じです
開花中にご参詣いただき、日本の四季の美しさを感じてみて下さい(大)