当社では小正月の伝統行事である「塞の神」を毎年行っております。
今年は1月13日(日)午後5時半に行いました。
以前は1月15日の成人の日に行っておりましたが、ハッピーマンデーにより現在は毎年日時が変わっており、未だにやりにくさを感じています・・・
当日朝から神社役員・氏子青年会をはじめ地域の子ども会のこどもたち・保護者の協力の元塞の神つくりを始めました。
秋ごろに塞の神に必要な竹・茅・藁などは刈りこんでいます。(塞の神の準備は意外と大変なんですよね)
まず竹で骨組みを建て、茅でその周りを囲い、最後に藁で覆います。
約2時間ちょっとで出来上がりました。
拝殿東側に2つ作ります。この日は天候に恵まれ作業は大変早く終わりました。
当社では夕方から神事・点火を行います。(他の地域は昼間行うところが多いようです。)
天候に恵まれたせいか、藁はあまり濡れておらず、あっという間に火が広がります。
子ども会の保護者の方々のご協力で甘酒などが振る舞われます。
例年に比べ大変大勢の参加でした。天候がよかったおかげだと思いますが、地域のコミュニケーションが希薄化しすぎた反省が気持ちのどこかにあるような気がします。地域にはいろんな方が住んでいますが、適度に会話があったり触れ合う場所や機会がないと味気ない住みにくい地域になるように思います。
変えるところは変え、護るべきものは護る。そんなことに気づかされたような気がします。
事故なく無事行事が終えることができました。ご協力を戴いた皆様に厚く感謝申し上げます。(桃)