お神迎え

11月も残るところあとわずか。気が付けば境内の木々もだいぶ落葉が進んでおります。いよいよ雪が降った地方も出てくきたことで本格的な冬がやってきたように感じますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

11月というと実は旧暦の10月にあたり、この時期には全国各地の神様が島根県に鎮座する出雲大社へと1か月に渡り出向くとされています。なので、神社界では11月の初頭にはお神送りと言って神様をお見送りする行事が様々な神社で行われています。そして12月になると出雲大社から神様が帰ってくるのでそれをお迎えする、お神迎えという行事が各地の神社で行われています。

この1か月間、神様は出雲大社でえんむすびに関する会議を行っていると言われています。

神と神。人と人。神と人。様々なご縁が結ばれるように神様同士で話し合っているのだと思います。

そして11月(旧暦10月)が終わり、務めを終えた神様が帰ってくる12月。ここからいよいよ新年に向けた様々な準備が本格的に進んでまいります。金峯神社でも初詣幟や参道のライト設置など様々な準備が進んでおります。ここからまた、気持ちを引き締め、年末年始に向かっていければと思います。(増)

写真は22日に代わった花手水です。

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