6月30日午後4時より『夏越しの大祓式』と言う祭典を執り行います。
『夏越しの大祓式』とは、半年の間に付いた罪穢や厄を祓い、残りの半年を元気よくやって行こうと言う意味を持ったお祭りです(かなり大雑把な説明ですが・・・)
その歴史は古く、701年の『大宝律令』(今で言う法律等)で正式な宮中の年中行事と定められ現在に至っています。
昔は洗濯や入浴などが一般的ではなく、また雑菌などによって引き起こされる病は全て己の罪穢や厄から来ると信じられていたので、菌が繁殖する前にお祓いをして全国民の疫病を予防する意味があったと考えられています。
今日神社では小さな差異はありますが、ほぼ同一のお祭りが全国で行われています。
上記の様な人形(ひとかた)に住所・氏名・生年月日を書いて息を三度に分けて吹きかけて初穂料と一緒に納めると、当日に神職が祈念を込めてお祓いします。
当日参加できない方も責任を持ってお祓いしますのでご安心ください。
当神社の拝殿前にも大祓式用の人形などが置いてあるので、ご参詣の際には確認してみて下さいね
そしてこれはお願いなのですが、必ず名前の横に『ふりがな』を入れて下さい。
ちゃんとした名前が分からないと、お祓いが出来ない可能性もあるので・・・
それともう1つ『夏越しの大祓式』には『茅輪神事』と言う祭典も同時に執り行われます。
茅輪とは大きい茅の輪をくぐって病にかからない様にと願う、神話の時代が起源となるお祭りです。
ただまだ準備が出来ていないので、用意が整いしだいすぐにブログに載せますのでもう少々お待ち下さい(いやほんと、急いで作業に取りかかるんで・・・)
6月に入り汗ばむ季節になってきて私自身も若干体調が悪くなっております
昼間は暑く、朝夜は寒い・・・。風邪の引きやすい季節になってきているのでみなさん気をつけてお過ごしください(大)