当社の境内には数十年前に挿し木から育てた真榊がございます。大きい木で3メートル近く。挿し木からこれほどまで成長するとは、改めて植物の偉大さを実感いたします。
新芽もある程度成長してきたので、先日新たな挿し木の作業を致しました。
ただ挿すだけではなく、余分な新芽を取ったり、葉っぱを切ったりするなどして、根により多くの栄養がいきわたるようにするなど、気を付けなくてはならない点が多く、勉強になりました。
ちなみに榊には二種類ございます。前述の「真榊」と「ヒサカキ」です。「ヒサカキ」は「真榊」に比べ葉が小さく、葉の周りがギザギザしているのが特徴です。皆様のご家庭の神棚にお供えしている榊はどちらでしょうか。
今回挿し木した榊がいずれご参拝皆様の神棚にお供えできますよう、丹精込めて育ててまいります。(吉)