稚児舞の練習

例祭に奉納される稚児舞の練習が連日行われています。

金峯神社にはかつて二十四座の舞が伝承されていて、江戸時代の正徳年間に伝わり中越地方の各地に広まったという当地方の源流の里神楽ですが、近年は廃れており伝承も難しくなってきました。

その二十四座の舞の一つに「稚児の舞」という舞があります。かつては社家の子弟が舞い明治以降は氏子地域の子どもが舞ったのですが、現在では里神楽の中からこの稚児舞だけを練習する単独の会として蔵王稚児舞の会が発足しています。

6月の下旬から練習に入り以前は舞のみ(囃子はCDやテープ)だったものが、今では囃子や太鼓も子どもたちだけで出来るようになりました。

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今年は中学校へ上がった子も練習に参加してくれています。写真の通り休憩時にはおやつやお茶が出て、年齢の異なる子どもたちが和気藹々と楽しそうにしています。例祭まであと1週間を切りましたが美しく舞を奉納して良い思い出を作ってほしいと思います。

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