雨水

今日2月18日は二十四節季の雨水(うすい)。

この頃になると寒さがほんの少し和らぎ、厳しい冬の間降っていた雪も次第に雨へと変わり、川や池や湖の厚く張っていた氷も融け始め水になります。

そして土の下では草木の芽が生え始め、土の中で眠っていた動物たちが目覚めるのももうすぐです。

 

暦通りと言っていいのでしょうか、今日は午前中雨が降っています。

大変な大雪に見舞われたこの冬ですが、例年と異なり降っては止み、降っては止みで意外と雪解けは早く、今日の雨で更に少なくなることでしょう。

写真

 

写真は社務所から撮ったものです。境内の様子がわかりますか?

雪国にとって雪は克服すべき対象のもので(克雪といったりします)、雪に見舞われる日などは大変気が重く、これが雪国の気質を育んでいるんだろうなぁと感じたりしますが、同時に辺り一面の雪の白さとか春がやって来る有り難さなど雪国にしか感じられないものもあります。気候や風土が文化を育てるといいますが、まさにその通りだと思います。

いつの間にか日に日に日が暮れる時間も遅くなっているようです。そんな毎日の変化に敏感でありたいですね。(桃)

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